今回はプロテクター装着の重要性について考えてみました。
下の図は警視庁が平成24~28年にかけて統計を取った二輪車乗車中の死亡事故における損傷主部位をグラフにしたものです。
この図を見ると、事故により死亡につながる損傷部位は頭部と胸・腹部が大半を占めています。
なんと、頭部、胸部・腹部の合計した死亡割合は全体の81%にもなります。
ということは、頭部、胸部・腹部を正しく守ると、死亡につながるリスクをかなり減らせるんじゃないかと考えました。
平成28年中に発生した二輪車乗車中の死者のうち、なんと35%が事故時にヘルメットが脱落していたそうです。
そう! 事故の衝撃でヘルメットがどこかに飛んでいったんですね。
時々、スクーター等でヘルメットを被ってるのか?、頭にのっけてるだけなのか?分からない人を見ますが、あの状態では頭を守れないですよね。
後悔先に立たずで、事故してから気付いても遅いということです。
自己防衛のためにも、 ヘルメットはきちんと被る 胸部プロテクターを装着する というのが重要になります。
普通のバイク用ジャケットは胸部プロテクターが付いていないものが多いです。
なので、万が一の事故の際、胸部の防御はありません。
車と違って事故ったらすぐ体です。
シートベルトやエアバッグもありません。
やはりこれでは危険すぎます。
バイクの場合、プロテクターの着用義務はありません。
ヘルメットさえ被っていれば警察に捕まることもありません。
プロテクターを付ける付けないはバイクに乗る個人の感度にゆだねられています。
事故は誰の身にも起こる危険性があります。
事故で亡くなった方が全員加害者ということはありません。
被害に合われて亡くなった方も多くいます。
バイクに乗って出掛けた瞬間から事故にあうリスクを抱えています。
自分だけは大丈夫ということはないということですね。
私が使用しているのは、コミネのCEアーマードトップインナーウェアというプロテクターです。
コミネ:CEアーマード トップ インナーウェア(プロテクター)
少しでも安全性が増せばと思い使用しています。
事故に気を付けて、バイクを楽しみたいですね。
それでは。