早いものでS1000RRを購入して、5年半が経過しました。
走った距離は25000kmくらい。
それくらい走ると、良いところや、気になるところが見えてきますよね。
今回は、5年半乗って感じた良かった点と不満な点をまとめました。
「良いところ」と「不満なところ」は紙一重。
今後、所有しようと思っている方の参考に少しでもなれば幸いでございます。
それでは(*^ヮ^*)
BMW S1000RR(2015)に5年半乗って感じた「良かった点」と「不満な点」をまとめました!
まずは良かった点です。
とにかく速い!
最初の良かった点は、「とにかく速い!」ってところです。
199馬力の加速はとんでもないです。
「扱いきれますか?」って聞かれると、自分には全く扱いきれません。はい、一生かかっても。
バイクは趣味の乗り物。そう考えると夢があります。
ただ自制心は必要ですね。
スタイルがかっこいい!
感じ方は人それぞれですが、私がS1000RR(2015)を選んだのはまずは「見た目」です。
映画「ミッションインポッシブル」のあれです。トムクルーズの。
全体的なルックスが好みなのと、やっぱり左右異なる形をしたフロント周りが特徴的ですよね。
これは一度見たら忘れません。一見不細工にも見えますが、好きな人は好きです。
私はこの見た目が大好きです。
ちなみにこの型のS1000Rのフロント周りも左右違ったデザインです。こっちも好きです。
好き嫌いがはっきり分かれそうですが、ハマる人にはハマりますね。
スコスコ入るクイックシフターが便利
S1000RR(2015)のクイックシフターはシフトアップ、ダウンの両方に使用可能です。
今はわりと当たり前の装備になってきましたが、これが出たときは画期的でした。
ちなみにダウン側は入りにくいことがあります。
アップ側はある程度の回転数からはスムーズに入ります。
高速道路などで継ぎ目なく加速していくのはとても気持ちいいですでね。
エンジンオイルの交換を怠ると徐々に入りにくくなってくるので、その時はオイル交換時期なのかもしれません。
標準装備のグリップヒーターがありがたい。
最初はそれほど必要と思っていませんでしたが、今や必須の装備になっています。
よく言われるのが、缶コーヒーのHOTを握っている感じ。
強/弱の2段階で暖かさを変更できます。
冬はほとんど「強」で使っていました。
そういえば、走行モードは全然使っていません・汗
走行モードは「レース」「スポーツ」「レイン」の3モードの選択が可能です。
それによりエンジンの出力特性が変化します。
その他にクローズドコース専用に「スリック」と「ユーザー」の2モードがありますが、通常は使用不可。
そういえば、エンジンの慣らしの時は「レイン」を使用していましたが、それ以降ずっと「スポーツ」で乗っています。
頻繁に変更する人には良い機能と思いますが、私は全然使ってませんでした。
意外と壊れない(これ大事)。
これは私も購入するまで一番不安だったことです。
外車は壊れる。そして修理代がめっちゃ高い・汗
しかし、嬉しい誤算で全然壊れません。
ただ、最近、ABSの調子がいまいちです。
そうしたときに部品交換となると、部品が国産に比べて何倍も高いのでちょっと不安です。
次に不満な点です。
ライディングポジションが日本人体型に合っていない?!
やっぱり外車は外国人の体型に合わせて作られているから仕方ないかも。
どこが合っていないかと言うと。
自分の体型(176cm、63kg)で言うと、ニーグリップをしてもタンクを挟めません。普通にやるとフレームを挟むことになります。
でもこれはバックステップを付けてステップ位置を上に上げればなんとかなるかも。
自分はノーマルステップのままなので、交換するとどうなるのかは分かりません。
それとブレーキとクラッチレバーまでの距離が遠いので、調整機構付きのレバーに交換するのがおすすめです。
私の場合、実はいまだにライディングポジションがしっくりときていません。
マフラーからのバックファイアがうるさく感じることも
S1000RR(2015)はアクセルをオフにするとマフラーから「バコバコ!」ってバックファイアの音がします。
これはやる気にさせてくれるし、基本的には好きなんですが、長距離のツーリングに行くとうるさく感じることもあります。
夏熱い!
次は夏熱い!ってことです。
「暑い」ではありません「熱い」です・笑
これはS1000RR(2015)に限ったことではなく、リッターSSクラスになると共通して言えることかもしれません。
とにかくファンが回ると熱風が凄まじいです。
それとフレームがすごく熱くなるので、普通のパンツで乗るとヤケドします。
バイク用のライディングパンツを履けばなんとか大丈夫です。
立ちゴケができない
これもバイク乗りなら誰しもしたくありませんが。
BMWの場合、カウルがとんでもなく高い(価格が)です。
冗談抜きで、一回こかすと二桁万円飛んで行きます。
なので、フレームスライダーやエンジンスライダーなどの防御はきちんとやっておいた方がいいと思います。
場合によっては中華カウルに交換してしまうのもありかも。それなら、フルセットで買っても一桁万円で購入できるので。
ヘッドライトがハロゲン
S1000RR(2015〜2018)のヘッドライトはハロゲンが採用されています。
ちなみにヘッドライト以外の灯火類は全てLEDとなっています。
おそらくコストダウンの影響かと思いますが、ヘッドライトもLEDにして欲しかったな。
LEDに交換後。
だいぶ顔の印象が変わりますね。
ところどころ安っぽい
これは新型のS1000RR(2019)にも言えることかもしれません。
S1000RR(2015)の場合、アンダーカウルやリアフェンダーやチェーンガードが樹脂丸出しの素材が使われています。
まとめ
今回は、私が5年半乗ってきたS1000RR(2015)の良い点、不満な点についてまとめました。
いろいろ書きましたが、総合的には本当に良いバイクだしめっちゃ気に入っています。
不満な点にあげた点もカスタムパーツに変更することによって解決することも多いですしね(ヘッドライトやアンダーカウルなど)。
意外と壊れないので、今後中古を購入検討されている方もその点は安心しても良いと思います。
ただ、消耗品以外の大物パーツが壊れると部品代がすごく高いので、購入前にはよく確認してくださいね。
今後も思いつき次第追加していこうと思います。
それでは〜(^-^)/~~